縫子の部屋

滑らない!高齢者におすすめの冬靴とは

ツルツル路面

こんな方におすすめ

  • 雪で滑らないレディース冬靴が欲しい
  • 母親や祖母等にすべらない靴を贈りたい
  • 冬に北海道旅行の予定があり靴選びが不安な女性
雪国に住む母に冬靴をプレゼントしたいのですが、どんなのが良いのかわかりません
縫子
こんにちは、北海道在住の縫子です。

この冬、70代の母が雪道で滑って転んで利き手の手首を骨折しました。毎年、この季節はヒヤヒヤしていたのですが、とうとうやってしまいました。

雪道と言っても、ビルの多い札幌ではアイスバーンも多く、狭い歩道では勾配も付いていたりで滑りやすく、高齢者にとっては外出そのものが恐怖になっています。

母のスノーブーツを見せてもらうと、スパイクは付いてますが貧弱な靴底の靴でした。そこで、すぐに滑らない靴を探したのです。

縫子
高齢女性向けの良いスノーブーツを見つけたのでご紹介しますね。

すべらないスノーブーツ(レディース)

北海道で売っている冬靴は靴底に何かしらの工夫はあります。でも能力に差がすごくあるんですよね。

第一ゴム シェブリー

母が今回買い直した靴はこれ。日常のお買い物用です。

第一ゴム シェブリー81

履き口が広く、手を使わなくても履けます。

縫子
年を取ると前かがみになるのは難しかったりしますので、手を使わずに履けるのは楽な様です。

中にはボアが。温かいです。

肝心の靴底ですが

靴底

着地から蹴り上げまで力が入るところ4か所にスパイクが付いています。

このオレンジ色のところがスパイクで金属が付いています。

縫子
横から見るとすこーし出っ張っています。
滑らない靴底横から見た

このスパイクのお陰で、アイスバーン等も滑らず歩けます。

縫子
整形外科の診察を終えて駐車場までの歩道です。ツルッツルでしたが全然滑らないそうです!
ツルツル路面

またスパイク以外のところも、セラミック入りのゴムの深い溝で雪をグリップしてくれます。

ワンタッチスパイク付ブーツはどう?

ワンタッチのスパイクが付いている靴もありますよね。それではダメですか?
縫子
⇩下の画像、左は母が転んで骨折した時に履いていた靴の底です。
靴底比較
縫子
溝の深さが全然違います。これでは滑って当たり前でした…

かかとにはワンタッチスパイクも付いていますが、これでは踏ん張りが利かない高齢者には不安です。

縫子
ワンタッチスパイクを過信せず、他のところも注目することが大事ですね。

さらに、これだとすごく出っ張っていて、建物内でガチャガチャ音がしてしまいます。

ワンタッチスパイクを不要な時はパチンと裏返して収納することができますが、高齢者が履きながら操作するのは難しいですし、バランスを崩して転んだら大変です。雪がこびりついていたり、手袋をはめていると若い人でも難しかったりします。

こういう↓簡易的なスパイクも建物内ではガチャガチャ音が鳴るし、床を傷つけてしまうので外したいですが、立ったまま脱着するのが高齢者にとっては難しいです。

でも、外す必要のない時は、とても便利なんですよ!

縫子
私も、速く歩きたい時はこれを着けてスタスタ、サクサク歩いています。

北海道でも滑らないレディース冬靴

なるほどわかりました!高齢者に向いている靴はどんなタイプがありますか?

国産!小樽の自社工場で生産されるスノーブーツ

母に購入した靴は北海道小樽市にある第一ゴムというメーカーのブーツです。

小樽は坂の街。そして冬は雪も多いです。そこで長年研究されて完成したブーツなのです。

第一ゴムは創業1935年の老舗で、小樽の自社工場で長靴やブーツを製造しています。

縫子
それも、かなり手作業が多く一足一足丁寧に作られています。

高齢女性におすすめなのは、完全防水スウェードブーツです。

表面は、静電気を利用した植毛でスウェード風になっていますが、ベースは長靴です。なので、防水バッチリ!

縫子
北海道の冬、プラス気温になると交差点がこんな状況になることもありますが、長靴なら染みません。
水浸しの横断歩道

日常のお散歩、買い物等に。

手を使わず、屈まなくても履けるのは、このタイプ。長さもあるので雪深いところでも活躍します。

キルティングのないプレーンタイプ

おしゃれした外出には。

ミドルタイプや

ショートタイプもあります。

母だけでなく私も欲しくなりました。北海道旅行の時に良いですね。
縫子
それなら、本革の靴もありますよ!

滑らない革靴 ラ・シェブリー

本革のブーツで安心の靴底。なかなかない組み合わせです。

こちらだと防寒もバッチリです。

縫子
⇩こちらの記事にまとめてあります。読んでみて下さいね!

男性にはこちら

おじいちゃんには、こちらがおすすめです。

第一ゴムの靴底はどこでも滑らない?デメリット

雪道や氷の道(アイスバーン)では、力を発揮するスパイクですが、逆に滑るところがあります。

16か所のスパイクが他の面より出っ張っているので、そのスパイクが刺さらない硬い地面や床では滑るのです。

なので、お店等建物に入った時は要注意です。特に靴底が濡れている時は、マット等で水分をよく取ることも大事です。

縫子
建物等硬い床で滑らない靴もあります。私は、コロンビアのサップランドを愛用しています。

この靴は、雪道も建物内も滑りません。

但し、スパイクではないのでツルッツルの氷面などでふいに滑ったことが何度かあります。

この靴が出た時には母に買おうかな?と思いましたが、年のせいかむくみやすい足の母には、タイトで窮屈だろうということでやめました。

そして、自分で履いてみて、このふいに滑る(数日に1回位でとても少ないですが)というのが、母なら転倒につながり危ないという結論に至りました。

まとめ

高齢女性におすすめの雪で滑らない靴は、第一ゴムの完全防水スウェードブーツ。

縫子
滑らず、完全防水で、暖かく、脱ぎ履きが楽なのが高齢女性に嬉しいですね。

ありがとうございます。母にどれが良いか聞いてプレゼントします!
縫子
今回、靴の他にも母に買ったものがあります。お役に立てるかもしれないのでご紹介しますね。

杖を嫌がる高齢者の方に

前から、冬は杖を使えばいいのにと思っていたのですが、杖は年寄り臭いと敬遠されていました。

縫子
私も雪山に登る時、トレッキングポールを使います。特に下山の時はポールがあるかないかで歩くスピードが全然違うんです。

ポールがないと、一歩一歩恐る恐るになりますし、ポールがあれば、多少滑っても転ばずに済んだりします。

母にも、そのトレッキングポールなら恥ずかしくなく持てるのでは?と試しに私のを貸してみました。

縫子
そうしたら気に入ってくれて、早速母の分も購入しました。

縫子
身長145cm~対応で、小柄な母にもピッタリの長さに調節できます。

折り畳めて軽いので、バッグの中に収納できます。グリップがT字だといかにも杖って感じですが、ストレートタイプだと杖感が薄いですよね(笑)

いつまでも若くいたいと思うのが女性だと思います。年寄り臭くない杖を用意してあげたいですね。

利き手を骨折。食事ができない!

縫子
それともう一つ。母の様に利き手の手首を骨折すると、料理など日常のことができないのはもちろんですが、手首を曲げることができないので、食事の時に食べ物を口に運べないんです。そこで、役立ったのがこちら。まるでユリ・〇ラーの様に曲げられるスプーンとフォークなんです(笑)
骨折した時の曲がるスプーン

軽ーい力で好きな角度に曲げられるので、この形に。このつかみ方で口に運べるようになりました。

このスプーンとフォークが届く前は、左手で食べていたので大変でした。同じ悩みの方におすすめです!

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