こんにちは、縫子と申します。北海道札幌市に40年以上住んでいます。雪や氷の道、今まで何度滑って転んだことか…年齢も重ねてきてケガが怖いので、滑らない靴を購入しました。おかげで今は転ばず快適に歩いています。
北海道などの雪国で冬靴を選ぶ時は、防滑、防寒、防水の三点に注目して選ぶことが大事です。
防滑…滑らない靴は年々必要性を感じる様になってきました。札幌もマンション等高い建物が増え、ずーっと日陰の道はツルツルテカテカです。転んだ時の恥ずかしさ、しりもちの痛み、手をついた時の衝撃で骨折する可能性も…と考えると、滑らないことは大事なポイントと言えますね。ここではおすすめの滑らない冬靴を紹介します。
当たり前ですが、滑らない靴というのは滑らない靴底を採用している靴ということです。主に2種類あります。
- グリップ力で滑らない靴底
- スパイクが付いている靴底
グリップ力で滑らない靴底 ビブラムソール
イタリアのビブラム社が展開している靴底です。もともと登山靴のアウトソールから始まった靴底で、優れた防滑性を持ちながら軽量で耐久性も兼ね備えており世界中の靴メーカーが採用しています。
コロンビア サップランド
CMなどでも良く目にするので気になっている人も多いと思います。CMの様に本当に滑らないのでしょうか?
私は2021年にサップランドを買いました。これを履いてからまだ転んでいません。
絶対すべらないか?と言うとそうではないです。ごくまれに滑るけれど、その距離が短いという感じ。たまに、ツルッと5~10cm位滑るけれど、ズルーッ!と20cm位滑って転ぶということはありません。氷の上を歩いていても周りの人よりは速く歩けます。私のは2021年モデルですが、2022年モデルはさらに保温力とグリップ力が進化しているのでさらに安心です!
札幌とポートランドから名付けたサップランド(SAPLAND)
コロンビアはアメリカ発祥のブランド。そのホームタウンであるポートランドと姉妹都市の札幌の名前を合わせたモデル。
滑りにくく、暖かく、軽量で、圧雪やツルツル路面等に覆われる地域でも冬を快適に過ごせるスノーブーツです。
靴底はザラザラとした硬質なゴムでできています。触ると砂消しゴムみたいな感じ!-20℃でも硬化しません。また細かい突起付きの凸部の摩擦力で、乾いた氷の道・濡れた氷の道でも安定したグリップ力を発揮します。
もちろん防寒対策もバッチリです。オムニヒートを採用し、自分の体温を利用して温めます。裏地のドットが 体温を反射して蓄熱、瞬時に暖かさを届けます。そしてドットの隙間からは通気してムレを解消することで、 暖かいだけでなく快適です。コロンビア独自の熱反射テクノロジーの最新形。
ボアが付いていないのに温かいです。ボアがない分、細身でスッキリしたシルエットになるのですね。
内側にジッパー付。大きなリングタイプの留め具で手袋をしていても楽に脱ぎ履きができます。これ重要ポイントですよね。ジッパーの留め具が小さくて手袋を外すのは面倒です。
パンツの裾がもたつかないショートタイプもあります。ジッパーは付いていませんが、靴紐は縛らなくて良い留め具タイプですので手袋していても扱いやすいし、ほどけません。但し、足の幅や厚みがある方はジッパー付の方が履きやすいかもしれません。
サップランドとは気づかれない、サイドゴアブーツもあります。
コロンビア サップランド サイドゴア
シンプルなルックスで脱ぎ履きがしやすいサイドゴアタイプは飽きの来ないデザインで、ビジネスシーンにも使えるタウンユースのブーツです。ライナーにはコロンビア独自の保温機能オムニヒートインフィニティを採用しています。身体の熱を利用する熱反射保温機能で通気性も兼ね備えつつ効率よく瞬時に温めます。
靴底は、ヴィブラム・アークティックグリップを採用し、サップランドコレクション最大の特徴です。積雪や凍結したツルツルの氷の道等厳しい状況下でも安全に歩行できるように開発されたオリジナルソールです。-20℃でも硬化せず、細かい突起付きのラグ(凸部)が乾いた状態・濡れた状態のどちらの氷上でも摩擦力を利用して安定したグリップ力を発揮します。それだけでなく、長時間の使用でも快適な履き心地を保てる様に軽量でクッション性を兼ね備えた素材をミッドソールやインソールに採用しています。アッパーにはeccoレザーを採用していますが、ウォータープルーフ仕様により雨の日も雪の日も足を濡らさず安心です。
これなら、ビジネスシーンにも良いですね!筒丈も長すぎないのが良いです。
\ブーツじゃないビジネスシューズ/
コロンビア以外にもビブラムソールを使っているメーカーがあります。
ノースフェイス ヌプシブーティー
暖かくて人気のノースフェイス ヌプシブーティーにもビブラムソールを採用したモデルがあります。ノースフェイスはアメリカ・サンフランシスコで創業した世界的アウトドアブランドです。アウトドアシーンはもちろんのこと、タウンユースとしても人気の高いブランドです。
ノースフェイスの靴やアウター等を着用しているメンズ多いですよね~不動の人気です!
スノーブーツと言えば、ヌプシブーティーを思い浮かべる方も多いのでは?中綿入りで暖かそう!でも歩きづらい?というイメージを持っていましたが、雪道でも快適に歩けるよう改良を続け、ホールド感を高めスニーカーの様な履き心地になっています。
必ず、靴底をチェックして黄色いビブラムのロゴが入ってるか確認してくださいね!
アッパーの素材違い
\ショートやトール丈も/
ダナー フレッド スノーブーツ
アウトドアブーツの定番ブランドとして愛されるアメリカのウィスコンシン州チペワフォールズ発祥のDanner。世界初のゴアテックスを採用したブーツを製造したとしても知られています。雪国でも実力を発揮する最高品質のブーツです。
アウトソールは ビブラムアイストレックを搭載。低温状態によるラバーの硬化現象を抑え、濡れた路面や雪面でも高いグリップ力を維持します。スノースポーツ用に開発されたビブラムサンダーソールの形状で、独特のソールパターンが特徴です。
ショートタイプで柄物もあります。
滑らないメレルの冬靴
メレルは種類が豊富で、お気に入りの一足が見つかるかもしれませんね。
サーモ オーバールック2 ミッド ウォータープルーフ
メレルの高機能ウインターブーツ。メンズのみのモデルです。耐久性に優れながら風合いの良いフルグレインレザーをベースにつま先から踵まで防水シェル構造で水の侵入も防いでいます。アッパーのサイドはスノーシューを装着しやすい形状をしており、タウンだけでなくアウトドアシーンでも活躍します。靴底には、メレル限定ソール「Vibramアークティックグリップオールテレイン(ラグ5mm深)」を搭載しております。
ハードな感じがかっこいいですね!レディースモデルがないのは残念です。
ガッチリ雪や氷をグリップしそうで、頼れるヤツです。
コールドパック アイスプラス 8インチ ジップ ポーラー ウォータープルーフ
シーンを選ばないスマートデザインのブーツ。「Vibramアークティックグリップオールテレイン(ラグ5mm深)」を搭載して高い防滑性を発揮します。200gもの保温素材を入れたインサレーションがシューズ内の温かさを保ちます。深みのあるカラーはファッションのポイントにも。
スマートなデザインで、タウンユースにも良いですね。
ジャングル ミッド ジップ ポーラー ウォータープルーフ アイスプラス
定番のジャングルモックのブーツ版。ジャングルモックだと雪深い時期悩まされますが、こちらであれば安心です。
アッパーは、撥水加工されたスウェードと軽量で耐久性のある100%リサイクルポリエステルP.E.T.素材のコンビネーション。長時間の歩行でも疲れづらいカップ状のミッドソールがかかと部に搭載されています。細身なので、パンツの裾がもたつくこともなさそうです。
スウェードだけど撥水加工されているので安心です。
長く疲れず歩けるのは嬉しい。
軽くて薄いけれど、メレル独自開発のテクノロジーで暖かいです。ボアも付いています。
安心のビブラムアークティックグリップが、厳しい環境下でもグリップしてくれます。
ミツウマ 2Wayスノーブーツ
北海道 小樽の長靴メーカーが出しているスノーブーツも実用的で他の人とかぶらなくておすすめです。
積雪量や、服装に合わせて長さを変えることができます。中はボア付きでポカポカ。
靴底は、超硬度のセラミックを粒状にしたものが加工されており冬の路面をしっかりグリップして圧雪路面、アイスバーンでも安心です。
冬の北海道スニーカーでも大丈夫?
どさんこの中高生なんかは冬もスニーカー履いてる子います。雪道に慣れているし、若い子は転んでも滅多に怪我しないから。でも…
雪道に慣れていない方はやめた方が良いです!
滑らない靴でも歩くのにコツが必要なのに、普通のスニーカーで歩くのは慣れていないと難しく、転んで怪我をしてしまうかも。
せっかくの旅行が台無しになったり、転勤して色々大変な時に怪我も困りますよね。
冬用のスニーカー、スノトレと言います。これは温かいので、雪のない地域の冬でも履くことは可能ですので用意することをおすすめします。
滑らない冬用スニーカー
冬靴と言えば、トレッキングシューズ等を作っているアウトドアブランドが浮かびますが、スポーツブランドにも冬用のスニーカーがあります。
夏靴と同じお気に入りのブランドスニーカーで足元をキメたいですね!
冬用スニーカーは防滑、防水、防寒で作られていますので、安心です。ハイカットの物を選ぶと多少雪が積もったところでも履けますね。
ナイキのメンズ冬靴
レディースもあるので、お揃いにしても良いですね。
靴底は溝が深いです。
黒もあります。
アディダス 冬用 スニーカー
アディダスからも、雪道用のシューズが発売されています。雨や雪の下でも保温性を保つPrimaLoft®インサレーション素材を使用し、強いグリップ力を発揮するStealth®ラバーアウトソールで雪道も歩けます。靴の中まで水が染み込まないよう、防水性を発揮するクライマプルーフ、足を暖かく保つ、通気性に優れたクライマウォームと技術を結集させています。
雪道でもグリップ力を発揮します。
アシックス スノトレSP7
学生の通学にもオススメ。ランニングから日常まで履きやすいモデルです。冬靴はソールが厚くて硬くしなやかに歩行が難しいモデルも多いですが、こちらは薄めのソールでしなやかに歩けます。靴底はスノーコンパウンド凸凹の大きなトレッドを配した低硬度ラバーを採用。内側は保温性に優れた起毛素材を使用し、防寒と快適性を両立。片足280g(23cm)と軽量です。
アシックスのスニーカー愛用されている方は冬もアシックスがいいですよね!
カラーバリエーションも豊富です。
底は薄くやわらかめなので、成長途中の子どもも歩きやすいです。
メレル ノバ スニーカー ブーツ ウォータープルーフ
メレルからもウォータープルーフのスニーカーが出ています。防滑性や保温性はもちろんですが、スニーカーのようなフィット感と軽快感を実現するために、トレイルランニングシューズの構造をベースに作り上げたブーツです。メレル独自の防水メンブレンを搭載し、足首までホールドするため、常に足元をドライに保てます。ビブラム社のアウトソールを搭載しており、-20℃でも硬化せず氷の道でも安心です。
スノーブーツを沢山輩出しているメレルのスニーカー。こんな安心はありませんね。
氷や雪でも滑らないビジネスシューズ
ツルツルの氷の道は高い建物が多いビジネス街にも多いです。ビジネスシューズも滑らないものを用意しておくと間違いありません。
アシックスの滑らない冬靴
アシックスのテクシーリュクス。走れるビジネスシューズとして多くのビジネスマンに支持されています。その中でも雪道で滑らないタイプがあります。
微細なガラス繊維がグリップ力を高めてくれます。
ゴアテックスを使用し、雨水は通さないけれど汗の水蒸気は外に逃がし、靴の中はいつも快適です。
スニーカーの様な靴底で、しなやかに歩けます。
主人もテクシーリュクスを長く愛用しています。
滑らないメンズ長靴
除雪時や、大雪が降った時、雪解け時期等長靴でしか歩けない時もあります。
こんな日に革靴を履いていたら泣きますね。
長靴は1足あると重宝します。
小樽のメーカー長靴
坂と雪の街、小樽で長年研究されてきた、第一ゴムとミツウマの長靴は北海道民に長く愛用されています。こちらの2足は、除雪に最適です。
第一ゴム 滑らない長靴
冬の小樽で履ける長靴は、きっとどこでも活躍できるでしょう。
ミツウマ 滑らない防寒長靴
最強な感じの長靴です!
安全ガード付のガッチリした長靴です。除雪中、ぶつかっても痛くないですね。
通勤にも履ける長靴
スーツで通勤の方は長靴を履いていくなんて考えられないかもしれませんが、ドカーンと積もった朝はもう長靴を履いていくしかないです(笑)
おしゃれな長靴であれば、なんとかスーツに合わせて履いていけそうな気がしませんか?
ミツウマ Gフィールド №100
三頭の馬のロゴマークがなんとも良い、ミツウマGフィールド№100。インナーは厚さ4mmのメッシュウレタン生地を使用し寒い冬場でも熱を逃さず寒さから足を守ります。